脱原発と原発再稼動

福井の大飯原発を再稼動すべきなのかどうすべきなのか、ということが相変わらずグダグダになりながら論議されているわけですけど、今の状態は本当にひどいと思います。これではダメです。

まともな道はひとつしかないと思います。まず日本国の国民の生命財産と経済活動に責任を持ちたいと思う政治家がいません。そう思ったら、「まず脱原発を法制化する。10年後、あるいは20年後までに原発を全て廃止する。その代わりに再生可能エネルギーの開発に全力を投入する。それまで、必要に応じた分だけ原発の再稼動を、フィルターベントなどの施設を作った上で限定的に容認する」という脱原発法案を提出し、可決に持ち込むことです。

もっと簡素化して「脱原発法を制定する。それを可決することを条件に原発再稼動を認める」ということでも良いかもしれません。いずれにしろ、国としての方向性を決める、それを法律で明文化するということが絶対に必要です。今の再稼動をもくろむ連中は100%「再稼動さえしてしまえばあとはあらゆる理由をつけて何十年でも原発を維持できる」と考えています。また、脱原発をしたいと考えている人たちも、何らかの現実的条件で闘争しなければ、ただ押し切られて再稼動に至るか、「原発を停止しているから仕方ないですね」と言いながら輪番停電が行われ、実力行使をされた末原発停止を叫ぶ勢力が崩れ、再稼動に至るということになると思います。いずれにしろ再稼動するのですから、それを望む人たちに「条件」を要求しなければいけません。

しかしそれをちゃんと行う政治家がいません。政治家だけでなく、脱原発を主張する学者やジャーナリストや市民にもそうした主張をする人が少なくとも私の知る限りでは見受けられません。このままでは、脱原発は失敗するでしょう。こういう主張は普通にあってよさそうなものですが、どうも日本人の意識、知能がすごく落ちている気がします。なぜそうした動きが出ないのでしょうか?私にカネも時間もないので無理ですが、そういう政治家は本当にいないのでしょうか。

テーマ : 原発事故 - ジャンル : ニュース

LUPIN the Third -峰不二子という女- 4話

2話以降の出来がひどすぎてみていなかったんですが、4話は少し作画がマシな状態のようなので見ました。でも特にコンテの段階にすごく問題があるように見えます。そもそも表現力が足りないのではないかという気がします。画面を見ていても、「何をどうしたい」という演出上の文法がはっきりせず、ゴチャゴチャしています。

これは、日本のアニメ制作者の多くが、いわゆる「萌えアニメ」の制作をし易いように特化して技術を身につけているということなのでしょう。普遍的な「絵の描き方」「演出の仕方」「脚本の書き方」というものを身につけず、萌え分野にだけ特化することで何とかアニメ業界の端っこにつかまっている人が大部分であるため、ちょっとずれたジャンルのものを制作させると、まるで作品としての水準を確保できずとんでもないものが放送されることになってしまう、ということなのでしょう。

テーマ : アニメ・感想 - ジャンル : アニメ・コミック

原発事故と交通事故

原発推進・維持派の中で、原発事故と交通事故を比べて「交通事故は年間数千人の死者が出ているが、福島原発事故では1人の死者も出ていない。どちらも経済のためにある程度の犠牲もしょうがないということでやっているのだから、原発も容認できる範囲の被害でしかない」と言う人がいます。

もちろん福島原発事故によって死者が将来的に出ることが懸念されているわけですが、原発事故というのは、死者が何人出るかの問題ではなく、我々が拠って立つ社会が存立し続けることが出来なくなる可能性がある、という根本的な事態です。死者が一人も出なかったところで、だから交通事故と比べて原発が容認できるものでないのは当然のことです。

しかしさらに考えてみると、いま交通事故というのはひと頃年間の犠牲者が1万人を超えていた時よりはかなり減ったものの、年間数千人という人が死んでいます。それは本当に、経済のために許されることなのでしょうか?てんかん患者による事故、無免許の若者による居眠り事故、高速バス事故、など毎日のように悲惨な事故が報道されますが、そういうのもいい加減まともに考えたらおかしな事態なんだと気づいても良いのではないでしょうか。

交通事故によって人間がどういう状態になるかというのは、テレビなどではほとんど放送されることがないため、なかなか実感しにくいものですが、とても悲惨なものです。「まあ、経済のためだから」と普段は思っていますが、どのような状態になるのか直接見て、本当に「そのままでいいよ」と言っていられるものでしょうか。

てんかん患者が免許取得や更新のときにちゃんと申告しなければ罰則を与えるとか、医者が必ず公的機関に連絡しなければいけないとか、或いは飲酒運転やスピード違反に対して永久免許剥奪まであり得るようにするとか。また、乗用車だって、時速100キロ以上出せる道路など無いのですから、100キロですべてリミッターをかけてもいいのではないでしょうか。運送会社やバス会社などの事業者に対しては、運転者が居眠り運転をして事故を起こしたような場合に、ちゃんと休憩を与えなかったとして実刑を含む罰則を与えるとか。せめて、今のように年間数千人もの死者が出る状態を、一桁少なく数百人ぐらいまでは減らす努力をすべきじゃないかと思います。

テーマ : 原発事故 - ジャンル : ニュース

Gontitiの「風の国」を弾いてみたfeat.初音ミク

Gontitiのアルバム「Devonian Boys」から「風の国」をコピー演奏してみました。ギターは私が演奏し、バックは全てDTMによるものです。
この曲は何度もやってみてうまくいかず、ようやく少し感じが出てきたかなというところにもってきました。冒頭から入るカウベルかアゴゴかよく分からないパーカッションの音­色の選定とノリの出し方はとにかく難しかったです。原曲をよく聞いてみると、1拍目と2拍目の「コン」という音が違って、2拍目のほうは少し金属的な音の成分が混じってるんですよね。またこの乾いた音を出すのも難しいです。いろんなカウベルやアゴゴなどの音を出してみて、どれも少し長いというか冗長で湿った感じがするので、ドラムマシンのストレッチ機能を使って音を短くしています。1拍目の木質に近い音には「ChachachaBell」と名づけられていたサンプルを使い、2拍目の金属的な成分はアゴゴの音をプラスしているのですが、両方そのまま鳴らすと分離して聞こえてしまうので、アゴゴのアタック成分をアンプエンベロープを使って削り、余韻の成分を多く出してなじませるようにしています。

4小節目に出てくる「ポカポカピョーン」という音も全く得体が知れず大変面倒でした。どうやって作ったのかもよく覚えてないですが、感じだけは出たかなと思っています。またぐるぐる回る「ガリガリガリ」という音も出てきますが、これはオーケストラでよく使われるラチェットという歯車状のパーカッションです。ラチェットだけならいいんですが、これに続けて似たような音を出しているのはどうやらキハーダ(もしくはその代替楽器であるビブラスラップ)のようです。

途中男声によるヴォカリーズが入ってきますけど、これを初音ミクを使って作っています。原曲の声はかなり曖昧な歌声で、音程も取り辛くしかもそれを何重にも多重録音しているため、MIDI打ち込みにするのに時間がかかりました。「こういう風に歌っているに違いない」というイメージを自分の中で作って、それからそれを音符にするという形です。

この曲は松村さんの作曲ですが、松村さんは初期の頃はそれほど作曲がうまいというほどではなく、年月を経るにつれ次第に腕を上げていったという印象があります。この曲はその過渡期のように感じられ、「すごくうまいな」とはぼくには思えず、実はあまり好きな曲ではありません。アレンジの問題でもあると思うのですが、曲を聴くと「なんでこんな空騒ぎをしているのだろう」という印象を持ってしまいます。でもまあ、ゴンチチの代表曲のひとつでもあり、そんなに嫌いなわけでもなく、それなりに好きでもあります。




テーマ : アニメ・感想 - ジャンル : アニメ・コミック

LUPIN the Third -峰不二子という女- 2話

『峰不二子という女』第2話ですが、早速作画が息切れしていて笑いました(笑)。

まあ1話のような作画、このキャラクターデザインでの作画というのは非常に面倒なことになるだろうというのは見ていて何となく想像がつきますから、しょうがないだろうとは思います。基本的に陰なし作画で、主線の太さや斜線などで陰影を表現し、漫画の描き方に近づけているのが分かります。作画が悪いと、演出意図の表現が大変ブレてしまいますから、見ていてシラケます。

ルパンというのは十分すぎるほどの知名度があるのですから、この企画が出た時点で最初から劇場作品として制作することを考えたほうが良かったのかもしれません。テレビ作品として中途半端なものを作るよりそのほうが絶対に良かったと思います。

テーマ : アニメ・感想 - ジャンル : アニメ・コミック